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街角の小さな店で生まれたチョコリングが 人と人の“輪”をつなぐ。アンティーク15年の軌跡。
街角の小さな店で生まれたチョコリングが 人と人の“輪”をつなぐ。アンティーク15年の軌跡。
2017.03.01 up

 

2010年には、「とろなまドーナツ」が空前の大ヒットを飛ばし、メディアを席巻。この頃から、“マジカルアンティークワールド”と題した独特の世界観が注目され始めます。いたずら好きの白うさぎ、S.T.ハーティをはじめとする個性豊かなキャラクターたち。ユーモアあふれる商品のネーミングや、遊び心をしのばせたパッケージ…。まるで小さなテーマパークのような世界観は、子どもはもちろん大人だって心踊ります。(ちなみに田島さん、このS.T.ハーティのモデルとなったドワーフホトという種のうさぎを実際に飼っているそうです!)

 

 

「10代でパン屋さんを志した時から、“みんなをワクワクさせたい”という気持ちがずっと根底にあって。インパクトのあるパンを作るのも、エンタメ性を取り入れるのも、全部その延長線上なんです」と田島さん。こう話している間も、常に新しいアイデアが湧いてくるそうで、時にはパッとひらめいたネーミングから新商品が生まれることも。

「その一例が“とろなまドーナツ”ですね。ふと思いついたネーミングを、どうやったら形にできるか考え出すと、もう止まりません(笑)。例えそれが、世の中では無謀だと言われていることでも、好奇心が勝ってしまうんです」。

 

 

あふれるばかりの好奇心と、それを実現する行動力で、逆境をチャンスに変え続けてきた田島さん。2017年現在、グループ店舗数は国内60店を超え、海外進出も実現。従業員数は社員・パート合わせて1,000人を超えるまでに成長しました(2017年2月現在)。

「今までアンティークを支えてくれた仲間たちは、家族のような存在。僕が職人の思考のまま会社を大きくしてしまったこともあり、経営面や労働環境の方向転換をしたのは、まだここ数年なんです。それまでスタッフには、ずいぶん苦労をさせてしまいました。どれだけおいしいパンを作っても、人の力がなければお客様をワクワクさせることはできません。スタッフみんなが心豊かに、のびのび働ける環境は、魅力的なお店づくりに欠かせないと思っています」。

 

 

 

そんな田島さんが目指すのは、世界No.1のベーカリー。「日本を超えて、世界中の人をチョコリングで笑顔にしたい」という想いから、チョコリングの売上1点につき、1円をユニセフに寄付する活動も長年続けています。

「もしチョコリングがなかったら、めぐり会えなかった人、経験できなかったことがたくさんあります。今の僕、そしてアンティークがあるのは、チョコリングのおかげといってもいいくらい。そんな商品で世界中の人を幸せにできたら、これ以上の喜びはありません」。

15年前、小さな店で誕生し、数え切れないほどの出会いとドラマを紡ぎ出してきたチョコリング。そのまんまるな形のように、これからも日本中、世界中の人と人を大きな輪でつないでいくのでしょう。

 

ANTIQUEを支えるスタッフたち。2016年にOPENした&ANTIQUEにて(2017.1)

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加藤 絢子|junko kato

雑誌編集を経験後、2006年よりフリーライターとして活動。企業の広告、Webサイトを中心としたライティングを手がける。最近ではフードコーディネーターとタッグを組み、食品メーカーや飲食店、ガス機器メーカーなどのレシピ開発や食を通したライフスタイルを提案。プライベートではお酒と旅とアウトドア三昧。アンティークの推しメニューは「塩パン」。野菜をサンドして朝ごはんにしてもいいし、バターと塩が効いているのでワインのおともにも♡

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